実は英米言語文化学科卒業したのに
シェイクスピアのお話をしようかと。
古典英語が苦手で逃げ回った学生時代。
大人になってから、学びたいと思うようになった、よくある話し。
これは、1社会人学生が、学び直しで受けたイギリス文学の内容を完全なる独断と偏見と思い込みを織り交ぜて書くものです。
ゆるーーーく暖かくみまもっていただけると幸です。
イギリスが大昔、どんな変遷をたどっていまのような国家になったかは、たくさんのブログやらまとめサイトがありました。色々、どんな風に描こうかなーと考えていたんですけど。私よりその辺面白く優しくご説明しているサイト、いーーーーーっぱいあるんだよねえ。
なので、ぐぐってください!(デタ🌟
でもねー。文章の脈絡がなくなってしまうので、かいつまんでご説明します。
ヘンリー8世という王様。
かなーりこの人のおかげで、イギリスの文明は花開いたんだな、という感想を先に書こうかなあ。
いい風に、ではなく大変悪い方向で影響を多大に与えた人だったんですね。
ちなみに、イケメン、語学も堪能で音楽もできたそうですよ。でもね、この人6人も奥さんがいるんです。
でね、気に入らない人はバンバン首を切って行きます。
彼は、キャサリンという奥さんと娘がいたのですが、(彼女も実はヘンリー8世の兄の嫁でした。兄がなくなってから、婚約をしちゃうんですね。)彼女の侍女でありヘンリーの愛人でもあった、アンとやっぱ結婚するわー!と言い出すんです。でも、当時のイギリスは、カトリックの国。離婚は許されませんでした。そこで、じゃあ、俺が神の宗教作っちゃお✨と言い出します。それが今の、英国国教会です。そのアンの子どもがのちのエリザベス1世。彼女はじつは45年在位して英国の国力をちゃんと安定させた女王と言われています。
8カ国喋れて、国交力もあって教養深い女王でしたが、お父様の周りで苦しんだ女性達をみて、結婚に重きや良さを思えなかたので一生独り身を通したそうです。ちなみに、恋人はたくさんいたそうです。57才で20代の恋人がいたんですって!すごいね。
それから、ズーーーっと英国国教会とカトリックが国内で火花を散らすことになります。
それまで、敬虔なカトリックだった人々は、そう簡単にカトリックにくら替えできるはずがないんですね。授業で習ったかと思うのですが、踏み絵と似た状況になってしまったんですね。
そこで、王さま見せしめにカトリックの修道院を解散させたり、英国国教会に鞍替えした人々に安くその修道院やそのまわりの土地を提供しちゃうんです。
その見せしめの中に、街の名士で敬虔なカトリックだったシェイクスピアの家も入っちゃうんです。
本当なら、彼はイギリスの有名な大学に行って官僚にでも何にでもなれたはず。でも、財産を奪われてしまったので、彼はその道を閉ざされてしまします。
ロンドンに敬虔なかつての名士の子息や修道院やお抱えられてた芸術家たちが集まって住むようになるんですね。その中にシェイクスピアもいました。
彼はその後、皆さんご存知のとおり、有名な劇作家としてヨーロッパ全土になをはせます。
カトリックだと、大々的に処刑されてしまいます。なので、シェイクスピアは劇の中にバレないようにカトリックへの敬愛や王様へのDISりをおりまぜてげきを書きます。絶妙に伝説やら他国のエピソードを織り交ぜて、
いやいや、王さま。これは劇です。
いやいや、王さま。これはあそこの国の伝説をちょっろっと、ひっぱてきたものですよー♬
と潜り抜けていくのです。
当時のシェイクスピアの劇は、大道具がありませんでした。
理由は、一般庶民に劇を楽しんで欲しいからでした。大道具をたくさんの話の旅に作ると、大変なお金がかかってしまいます。
そうすると、一般庶民が見れない入場料になってしまいます。
「皆さんのご想像にお任せします」
という言葉があるでしょう?
これは、シェイクスピアがつくった言葉です。
劇中に彼は、背景や、場面を想像してもらいやすいように、言葉で徹底的に説明し尽くしたんですね。
確かに、説明文的なセリフが多いです。
一般庶民は立って満員の状態でも楽しんで見ていたそうです。エリザベス女王が身を乗り出して、一等席で彼の劇を見ている絵画が残っています。
この絵を見たとき、私は鳥肌が立ちました。
一般市民も、王様も、みんな楽しそうに自分の劇を見ている。
なんて美しい自分の人生に対する復讐を達成したんだろう!と思いました。
気になったのが、本国ではシェイクピアはカトリックという認識なの?ということでした。
ひた隠しにし続けていたのであれば、どこかにその形跡を暗号のように彼は残したんじゃないか?と思ったんです。
質問して見ました。
すでに10年以上前にその研究は始まって立証されているそうです。
本国の劇団員も、シェイクピアはカトリックだという認識をしている、とのことでした。
昔は違うと言われているそうですが。
有名なロミオとジュリエット、あれ、ロミオはROMEでジュリエットはいつだかの教皇の名前だそうですよ。もろカトリックのお話です。
そこで、気になったのがシェイクスピアのソネット、当時のラブレターでした。
見目麗しい貴公子と、ダークレディという浅黒い、髪の毛が剛毛の女性の恋人両方に送ったものが残っています。貴公子の方が、枚数が倍以上。それがなぜか、一つのソネットとして残されているんです。
これ、なんとなく私の女の勘ですが。
これも本当は作り話なんじゃないかなあ、と。
あれだけの面白い劇を描く人ですよ。
男性と女性両方に宛てたラブレターを一冊のようにまとめルナんて。しかも見た目は貴公子のほうが本当に美しい描写で、ダークレディーの方が男性的な描写で。
時の劇作家で、シェイクスピアの色恋話し。
みんな面白がってみんな読むに決まってますよね。
貴公子は実在するそうですが、ダークレディーの正体はいまだに不明だそうです。
あれだけ、なんでも記録している民族。しかも有名人のシェイクスピアの恋人、なんで痕迹がないんでしょう。
わたしの説も、どこかで一説になってないかなあ笑
私が有名モノ書きなら、これめっちゃ面白がってこんなことすると思います。
恋の美しさだけじゃなく、くって描くだろうけどね、わたしちょっと毒舌なんで。
あ、でも彼も大いにくって書いてましたなあ。
シェクスピアの劇を見て、どれだけのカトリックの人がやるせない思いを昇華したり、忘れる事ができたりしたんでしょうか。
文章の力を信じてみよう、ともう一度胸に落としました。
他にもねえ、素敵な話がいっぱいあるんですが、今日のところはここまで❤️
ちなみに、講座の2日間でノート1冊書き潰しました。
手の炎症、やっとおさまったよ♬